間違いだらけの台割…

ドール=ガールの製本版企画が進行中です。
ただいま、わたくしの一番嫌いな作業が進行中であります…。
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個人でも仕事でも、本を作ったことのある人なら、みんな一度はやったことがありますよね。
そう「台割」でございます…。
編集さんがいると、台割を作ってくれて、渡してくれるんですよね。
でも今回からスーパーフリーの電子書籍なので、自由の代償として全部自前でやっているのでございます。しくしく(/_;)

ご存じない方のために一応紹介すると、台割とは、各ページに何が入るかということを割り振った
本の設計図
…なんですね(^◇^)
これをもとに、原稿を集めてページを埋めていきます。

自主制作とかだと、ページ数少ないから、収録作品一本しかないから…などと
台割をしないで済まそうとする人もいますが、それはすごく危険なことです。
かならず間違いが出てくるので、面倒でも簡易な台割をしたほうが、あとあと絶対後悔しない…です。(←過去に何かあったらしい)
本の装丁にも凝れるしね(^◇^)
ちなみに、台割通りに作った、「束見本」という、小さい本を作ると、絶対に間違いがなく、想定の雰囲気もかなりイメージすることができます。

 

せっかくなので、上の表の中の面白い?言葉を二、三紹介。

表1-4
表紙の指定。1が表紙、2が表紙裏、3が裏表紙裏、4が裏表紙です。
カバーがある場合は、1、4はカバーです。
ここではうすぼんやりして間違って、
3ページに表3と打ち込んでます。まみぴーが混乱していました。すまん(・_・;)

アバンタイトル
アバンと略されていますが、アバンタイトルのことです。
映画などで、タイトルが出る前にちょっとお話が始まったりしますよね。
そういう、タイトル(ここでは扉)が入る前の導入部のことをいいます。
ちなみにドルガルはつねにアバンタイトルで始まるところが異色。

遊び紙
ここでは裏白というべきなのですが、訂正されず遊び紙になってます(・_・;)
遊び紙は印刷がなにも入っていない、裏も表も白い紙です。
本文と紙質が違う紙を1枚だけ入れたりして、本に雰囲気を出します。
よく高い本なんかだと、一枚だけ色付きの紙が入ってたり、トレッシングペーパーが入ってたりしますよね。あれが、遊び紙です。
裏白は、表にしか印刷のない紙です。
たまに白紙ページをはさむと、作品と作品の間に一拍間がとれて、いいんですよね。
ただどこで入れるかはセンスの問題だ…。センスを磨かねば…。

 

昔、わたしは印刷所でアルバイトしていたんですが、そこは小さな小さな印刷所で、版下づくりに始まって帳合、製本、印刷、インク調合、果てはチラシ折り、カバーつけ、梱包から発送まで、すべての工程をやらせてもらっていました。
だからもちろん、この時台割もやっていたんですねー。もちろん、束見本もたくさん作ったよ。
しかしゆえに、台割は「描く人・書く人」の仕事ではないのだ、となんとなく思っていましたね…。

でもですよ。
先ほど編集さんがいれば、台割はやってくれる…と書きましたが。

なぜだか、わたしがかかわる本では、だいたい、わたし自身が台割をしていることが多いんです。なぜなんでしょうか、わかりませんが…(ひとつだけ言えることは、能力を評価されて、という理由ではぜっっっっっっっっったいにないということだ…汗)
タロマメももちろん、わたしがやりましたよー♪
その他、宇宙の秘密がなんとか、幻獣がなんとかとかいう本の台割も、なぜかやりました…

台割は間違いが許されない厳しい作業です…
だって本の設計図ですから、間違えれば場合によってはページに空きができたり、ページの順番が狂ったり、上下逆、裏表などになる可能性もある、そりゃあもう恐ろしい作業なのです…。
制作時の進行表でもありますから、依頼原稿・借り出し予定写真なんかに見落としがあったりすると、すごく迷惑も掛かります。

わたしは凡ミスが多く、だらしなく、やり始めたことを終わらせるということができない、極楽トンボ的性質の人間です。

絶対に台割には向かない。
む・か・な・い・ん・だああああああ!(´Д⊂ヽ

でもなぜなんだろう、またやっている…。
せったくだから自分に向いた台割の作り方について、試行錯誤の日々なのです。
(でもやりたくない、ホントは。うん)

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